カテゴリー「パソコン・インターネット」の記事

August 28, 2021

【追記】12TB (テラバイト) SSD (外付けポータブルタイプ) ・ Hongxintai / Ali Express アリ エクスプレス

昨日に続くSSDネタで、状況報告です。

結論から言うと、使用をあきらめました。

スピードが遅くても、バックアップ用ならば、との思いでしたが、移動したファイルが開けない、という事象が発生しました。主に動画系です。

元のHDDに戻してみても、開けず。いわゆる、ファイル破損状態と思われます。

移動しただけなのに? 理由は? ・・・謎は募るばかりですが、PC再起動しても同じ。動画ならコーデック関連等? であれば、移動していない動画は普通に見れるため、ちょっと他の理由かな。

ん~、困ったものです。ということで、ファイル破損のリスクは想定外でした。ちょっといろいろ試して、理由も探ってみたいのですが、まあ、ダメな機器相手にやったところで、あまり意味はなさそうなので。

ということで、結果報告でした。安物買いのなんとやら。既知の情報、解決策など、なかなかみつからないので、今後も期待薄、ですね。

フォーマットするな、とか書いてあるけど、やってみようかな。どうせダメならダメ元で、と、好奇心もわいてきますが。

また、動きがあれば報告いたします。

 

【追々記】

12テラの全体容量は、2テラ×6に分割されている、と書いたが、そのうちの一つ(2テラ分)をフォーマットしてみた。設定で「アロケーション ユニット サイズ」を128キロバイトではなく、4096キロバイトに (SSD高速化のtipsとして情報あり) してみた。

00000 00001

 

フォーマットは無事できて、ファイル移動をやったところ、確かに速くなった。それまで10メガバイト/秒、くらいだったのが、14~15メガバイト/秒、くらいになった印象。しかも、途中で減速、ゼロになったり、という定期的なつっかかり? 詰まり? のような現象もなく、スムーズに。

また、元のHDDに戻す速度はそれまでもやや速めではあったが、それもより速くなった。

では次に、ファイル破損しないかどうかの検証を。

・・・やってみたら、破損はしていないようなのだが、ファイルを開くのに時間がかかる。

ん~、安定性や迅速性で難あり、というところでしょうか。やはり、ちょっと使えないかな?

もう少し、探ってみます。

 

 

 

| | Comments (0)

August 27, 2021

12TB (テラバイト) SSD (外付けポータブルタイプ) ・ Hongxintai / Ali Express アリ エクスプレス

平日に、しかも、いつもの飲料ではない、業務用機器の紹介である。

なぜ、紹介しようかと思ったか、それは、購入した機器やそのプロセスについて、情報発信・共有することが望ましいと考えたからである。検索してもヒットしない情報というのは、需要がないということもあるが、求めているニッチなニーズもあるはず、ということで。

で、記事標題の商品である。

SSD ・・・ パソコン黎明期から、データ記憶装置としての役割を担ってきたHDD (ハードディスク) に代わり、最近主流になりつつある記憶装置である。

ソリッドステートドライブ(Solid State Drive, SSD)、・・・半導体メモリをディスクドライブとして扱う製品で、ここのところ大容量化、&リーズナブルになってきた。当社使用のデスクトップPCも、ここ数年の入れ換えではSSDをファーストドライブとする形となっている。HDDのような物理的な回転機構を持たず、半導体メモリのため軽く、早い。今後ますます市場は広がるのだろう。もっとも、最近の半導体危機・不足で、価格は下げ止まりとなるかも知れないが。

そんななか、当社スタッフは、安く大容量の外付けSSDに目をつけた。中国製12テラバイト、価格は約1万円という、日本ではありえない商品である。メーカーはHongxintai・・・謎。ホンシンタイ?  検索するといくつかヒットするが、それらしいものはなく、当該ウェブサイトは商品にはたどり着けない。

 ↓ 当該商品

0001

 

そして、ネット販売ポータルサイトは、中国のAli Express (アリ エクスプレス) だ。昨年くらいから利用しているが、あやしい商品も満載、真贋を見極める目も養われると、ポジティブシンキングで使っているが、このたびは、どうしたものか。

念のため、販売店サイトとメッセージのやりとりをしてみた。「HDDではなくSSDですか?」「1.2TBではなく12TBですか?」 と、疑う気マンマンなやりとりだったが、いずれも問題なし、決して騙そうという意図は感じられなかった。

最後は、なんと言ってもそのコスパの良さ、そして、怪しく危険な香りに釣られまくり?  購入ボタンをポチっとしたのが8/10(火)である。

海外だし、配達まで半月前後は覚悟していたが、最近ではクレーム対策もあってか? 1カ月半くらいかかります、と宣告されるケースが多い。まあ、早めの配送で高い料金を上乗せするほどでもないので、納得の上の購入である。

そして昨日、8/26(木)に届いた。半月ちょっと。まあ、順調な方である。

商品については、・・・結論から言うと、ん~、うまい商売してるな、である。ポイントは2点ほど。以下、記します。

 ↓ 購入や配達までの経過

 

01 02

 

■ポイント1・・・12テラバイトの中身は?

容量は確かに12テラバイト、ありました。ただし、ドライブ上は、2テラ×6 に分割されているのです。2テラのSSDを6枚、入れてるんだろうなあと想像します。PCのドライブ表示が一気に6つも増えて、びっくりします笑。ひとつのドライブでないため、いちいち分けてデータを入れないといけないので、取り扱い上としてはマイナス点。一方、ポジティブに捉えれば、1つのドライブが壊れても他に影響しないかな? 的な期待はある、が、制御する元が壊れたら全部ダメだろうし、あまりメリットとも言えず。結局、割安な2テラSSDをたくさん筐体に詰め込んだ商品、と言えそうです。それで12テラを謳うのだから、まあ、敵ながらアッパレ? とでも申しておきましょう。

■ポイント2・・・遅い

これが最大のデメリット。普通、大容量化すれば、移動やコピーはより迅速化が求められるが、ここがボトルネック。平均10mb/秒程度と激遅なのである。

ただし、当社の使い方では、たまる一方の大容量データのバックアップ先として考えているので、とにかく入ってしまえば、そうそう動かすこともないため問題なし、とも捉えられる。そこからファイルを開いたり、修正保存したりする場合の速度はどうか?  それまで遅いようだと、もはやSSDである意味すらなくなってくるが。・・・なので、まずは3~4テラの外付けHDDに分散されているデータを、このコンパクトな筐体一つにまとめることをメリットとして、ただいま絶賛データ移動中、である。

 ↓ 速度の遅さ (ファイル移動)

004

1テラ弱のデータ量を移動するのに、2日以上かかると宣告されてしまい。12テラ入れるには、1カ月近くかかるのか?  笑

おそらく、中では一生懸命データを運んでいるのでしょう。

・・・とまあ、こんな感じで、状況報告まで。当該商品は、頻繁なデータの入れ換え、活用を行う場合には決してオススメしない。一方で、膨らむ一方の過去データを一括して大量保存する場合には、使えるかもしれない?  という感じである。もっとも、SSDのデータ保存性能、期間、そして何より、中国のよくわからない会社の製品ということで、心配しだすと尽きないわけだが。

バックアップのバックアップを考える必要があるか。笑

それと、SSDの高速化、なんてのも検索するといろいろヒットするが、コレ! という決定打情報は見つからない。どなたか、ご存じの方いらっしゃれば、ご教示いただけると大変ありがたく存じます。この遅さは、機器自体の限界のような気がしますが。

ちなみに、Ali Express (アリ エクスプレス) は、1年ほど使っていますが、信頼できる販売サイト、との印象です。これまで大きなトラブルはなく、税関で止められてしまった自転車の電動空気入れ (笑)購入のケースでは、事実関係のやりとりをAliとしたら、スムーズに返金されました。まあ、信頼は商売の基本ですからね。だいたい2週間で着くのに40~45日は見ておいてね、というのも、顧客本位としては良いのだと思います。

備忘録、思い出として。必要に応じご参考ください。

| | Comments (0)