新十津川駅→晩生内駅(札沼線) ・ JR北海道
おはようございます!
快晴! 気持ち良すぎな? 建国記念の日、振替休日の月曜朝。
もう、当欄では何度もお伝えしている、雲一つない快晴の朝であるが、何度お伝えしても清々しい、何度でもお伝えしたい、そんな朝。
本ブログがあるからこそ、空を見て、天気を確認する習慣もできて、そういう気分に浸れるということで、この空の青さよ! 思わず己が詩人になってしまったかのような感傷にさえふけってしまいそうな。
さて、本日は早速、写真の件。
札沼線、新十津川駅を出発したディーゼルカーは、単線、直線、ローカル線をトコトコ進んでいきます。
そして、最後の写真にある「晩生内(おそきない)駅」
一応、路線図、載せておきます。
[沼田] さよなら札沼線 (hokkaidokaitaku.club)
↑ こちらのサイトを確認して思い出したのですが、昨日の本ブログ、新十津川駅での「ラストランまで276日」 と掲示されたボードがありましたが、この時、2019年の暮れから「covid2019」、コロナ禍の始まりとなったわけで、日本では翌2020年に本格的な混乱、札沼線の廃線予定日も、緊急事態宣言の発出にて、当初の5/6から4/17に前倒しされてしまったという。ゴールデンウィークにたくさんのさよなら客を載せて廃止となる予定が、混雑・密集を避けるため、さっさと終わってしまったという・・・そんな悲しい思い出でもありました。みんなマスクして、新十津川を発車する最後の列車の様子、動画で見た記憶があります。
そして、写真の「晩生内駅」。名前の由来は ↓
アイヌ語の「オ・ショキ・ナイ」(川尻が高くなっている川)。あるいは「オ・ショシケ・ナイ」(川尻が崩れている川)。
ものすごい当て字ですが笑、アイヌ語はたいてい、そんな感じな漢字ですね。
なお、写真の駅名標、上の方にある「学園都市線」は、札沼線の愛称で、札幌寄りの方に「あいの里教育大」や「北海道医療大学」という駅があることから呼ばれているものですが、今般の廃線では、新十津川駅から北海道医療大学駅までの区間が廃止になり、つまり、北海道医療大学駅が札沼線(学園都市線)の終点になったのですが、その、北海道医療大学が令和10年4月、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地「北海道ボールパークFビレッジ」(北広島市)内に移転することが決まってしまい、残る札沼線の行く末たるや、察するに余りある、そんな情勢でもあります。
一方、そんなジリ貧?(失礼!)な札沼線と思いきや、なんと、新駅も近年、できておりまして、あの、チョコレートで有名なロイズの工場近くに「ロイズタウン」という駅が2022年3月、開業しました。工場見学、購入等もできるということで、寂しくなる一方かと思いきやの札沼線に一筋の光? を与えてくれる存在として、いつか私も訪れてみたいと思っています。
ということで、5年近くも前の思い出のため、その後の動静等、書き出すといろいろありますね。ちなみに、上記の札沼線路線図は、国鉄当時、石狩沼田まで結んでいた最長区間のものですので、その後の変遷、駅名も結構変わっていますし、そんな経緯をたどるのも面白いものです。今回始発・終点駅として乗り込んだ「新十津川駅」も、昔の名称、「中徳富駅」として記載されています。
さらにちなみに、「中徳富駅」の読み方ですが、「なかとくとみ」ではありません! 「なかとっぷえき」です。これもいかにもアイヌ語的な語感ですが、気になりだすとホントに奥が深い、鉄道や北海道の話。こうしてチマチマ興味を持ちつつ調べていると、いつか体系的に全体が俯瞰できるようになったりして、そんなことも地理や歴史を学ぶ醍醐味ですね。
ということで、話が大きくなったところで、また次回!
みなさま、良い連休最終日をお過ごしください!
【新十津川駅→晩生内駅(札沼線) ・ JR北海道(2019年8月)】
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