月2回程度のペースで松戸市が行っている、「市内定点12か所における放射線量測定」の結果について、2011年12月19日測定分までを含む最新版を地図にまとめたものを弊社サイトで公開しましたのでお知らせします。
http://www.miraicreate.com/
(トップページ上部からクリックでPDFファイルが表示されます。(ファイルサイズ:約2.0MB)
昨年10月、計11時点分の公表までで滞っていた松戸市内定点12箇所の放射線量値の紹介。その後、2週間おきに5時点が追加された計16時点分の情報をあらためてまとめてみた。なお、12箇所の位置関係を示したマップについては、値の推移が落ち着いてきたことなどもあり更新せず(面倒だという理由が一番だが・・・)、PDFファイル最終ページのグラフや表データのみ更新する形となっているのでご了承願いたい。
時間の経過や除染の効果?などから下降線を描いていた放射線量は、グラフを見ればお分かりのように、だいぶ安定してきている。安定、という表現が適当かどうかはともかく、下降線の角度はゆるやかになり、かつ12箇所それぞれの線量格差も小さくなっている。ということで、今後も大きな変化は見通しずらい、といったところだろうか。除染による、線量の劇的な減少もなかなか見込みずらい状況だろう。
あとはむしろ、局所的に集中、濃縮された箇所が見つかるとかいう話か。いずれにせよ、良くも悪くも慣れてしまって、松戸市のホームページでも実にきれいにデータが整理・管理されてしまっている現状を見るにつけ、この当たり前が当たり前であって良いのだろうか、という新たな疑問も湧いてくる今日この頃ではある。だいたい、松戸市だけでも、
http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/houshasen.html
↑こんなにたくさんの箇所を観測しているというのは、ある意味アホなくらいコストがかかっているわけで、それを誰が負担しているのか、ということを考えると、我々市民なのであり、東電や国はどこまで負担するのか等、詰まるところ、およそ原子力発電というシステム自体のいい加減さ、あいまいにならざるを得ない不透明さ、リスクマネジメントというものが事実上不可能である発電産業、ということが非常によくわかるのだが。であれば、可及的速やかに縮小、撤退する方向になってしかるべきだろう。代替電源、温暖化抑制、という問題はあるにせよ、目指すべき着地点くらいは、容易に共有できそうだと思うのだが、いかがなものだろう。少なくとも、産業としての雇用・就業機会うんぬん、というのは間違っているだろう。産業の振興や働く場の確保のために、これだけ多くの人々の生活や安全が脅かされている、というのは、どうみてもおかしいと言わざるを得ない。
ということで、数値が落ち着きつつ(高止まり?なのかも知れないが)ある今だからこそ、あらためて冷静に原子力と人類のつきあい方を考えてみるのも良いのでは、と思う次第である。

遅れましたが、新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
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